WinRollの機能を簡単に紹介すると、Macには標準である機能だそうですが(使った事ない)、ウインドウのタイトルバー上で右クリックするとウインドウを閉じてタイトルバーだけの表示にします。
戻す場合は再び右クリック。かなり挙動も軽快で安定しています。それ以外にもウインドウを透過して背景を表示する事や本来最小化時にタスクバーに最小化される特定のソフトをタスクトレイの方へ最小化するといった機能も有ります。
この機能がかなり便利でタスクバーに最小化されていると邪魔なソフトもタスクトレイに収める事でタスクバーがすっきりします。
(公式サイト) 「setup file」「binaries」「source」の3つが有りますが、「setup file」はインストーラー付属で、「binaries」は圧縮ファイルを展開するだけで使用出来ます。「source」はこのプログラムのソースファイルです。
(日本語版) 日本語版の方は私がWinRoll binaries 2.0を日本語化した物を配布しています。ご使用に当たりいかなる損害においても責任を負いませんので、ご理解の上ご使用下さい。ダウンロードした圧縮ファイルを適当な所で展開して中の「winroll.exe」を実行するだけで使用出来ます。
WinRollを実行するとタスクトレイにアイコンが表示されます。アイコン上で右クリックすると各メニューが表示され「終了」でWinRoll を終了、「アバウト」は操作のチュートリアル等、「オプション」はWinRollのアイコンの表示・非表示やウインドウ透過時の透明度、 Windows起動時にWinRollを起動させるか等の設定です。「有効」はチェックがある状態でWinRollを有効に、外すとWinRollの操作は無効になります。「最小化」はWinRollで最小化されたソフトの一覧が表示されます。
まずは「アバウト」を選択して操作の練習をしてみましょう。タイトルバー上で右クリックするとウインドウを閉じてタイトルバーだけに、戻す場合は再び右クリック。センタークリック(マウスホイールをクリック)でウインドウを透過します。最小化ボタン上でも右クリックでタイトルバー化、「最大化ボタン」でウインドウを戻します。
「閉じるボタン」上で右クリックするとウインドウを最後面へ、タイトルバー左クリックで戻します。他、便利なのは「最小化ボタン」上でセンタークリックするとタスクトレイ側に最小化します。一部のソフトはタスクバーの方にボタンが残ったままになるのでご注意を。
次にオプション設定を。「Windows起動時に…」はそのままの意味で起動時にWinRollを自動で起動します。「アイコンを非表示」はWinRollのアイコンを非表示に、表示したい時はWinRollを再び実行します。
「マウスのセンタークリック…」はセンタークリックが無効に。「ウインドウの透過」はメーターを左にする程透過率が低く、右程透過度が高くなります。「トレイに最小化」は「アイコン」にしておくと通常通り最小化したソフトがタスクトレイにアイコンで表示されます。「アイコン」を選択した場合は WinRollのメニューに最小化されます。
「トレイに最小化」では「アイコン」の場合、一部のソフトでは正常にアイコン化されない事があるので、個人的には「メニュー」の方に設定しておく事をお勧めします。メニューで最小化した場合、再び表示するには、タスクトレイのWinRollのアイコンを右クリックして「最小化」から一覧が表示されるので、それを選択します。