Androidで標準ブラウザは機種によって異なりますが大体はChromeブラウザ、他にドルフィンブラウザやFirefox辺りが人気なようですが個人的に気に入ったのがHabit。WindowsではFirefoxを使っているのでAndroidでもと最初はFirefoxを使っていたのですが最大の強みである拡張がWindows版とは互換が無いので使うのを止めました。
Habit Browserで気に入っているのがクイックメニューで、標準では画面端からスライドしてメニューを出して割り当ててある機能を実行出来るのですが設定を変えて画面端のタップだけでメニューを出したりメニューの形や割り当てを細かく変えられるのでタブレットでウェブブラウジングしていてもそれ程苦になりません。他に設定パターンという機能が秀逸で、ページの表示速度を快適にする為に普段JavaScriptを切ってブラウジングしていてもJavaScriptが必要なサイトでは自動でオンにしたり、特定のサイトでテキストサイズを自動で変更したりといった設定が出来ます。他にもまだまだ魅力的な機能があるのですが何より国産ブラウザという事もあるので応援しています。
Androidでファイルマネージャと言えばES ファイルエクスプローラー一択でしょと思っている方も多いとは思いますが私はアストロファイルマネージャー。ネットでは定番アプリとして中国製のES ファイルエクスプローラーがお勧めされていて、私も高機能で使い易い事は否定しませんが昨年には怪しげな挙動がちょっとした話題になっていましたよね。
アストロファイルマネージャーなら絶対安全とは言い切れませんが今の所はセキュリティ上の悪い噂は聞きません。ES ファイルエクスプローラーのようにアプリのバックアップ機能もあり、タスクキラー機能やGoogle ドライブ、One Drive、Dropboxといったメジャーなオンラインストレージ上のファイルをローカルにあるファイルのように扱える機能もあります。画面下に小さな広告表示が出るのは特に気にならないのですが残念な部分として古い画像のサムネイルのキャッシュが手動で削除するまで残り続けるので、新しく撮った写真のサムネイルが削除した古い写真のサムネイルで表示される事があります。ただリスクを背負ってまでES ファイルエクスプローラーを使うよりはアストロファイルマネージャーの方がお勧めです。
このアプリは定番中の定番ですね。昨年Androidタブレットを購入したのが楽な姿勢で自炊した漫画を読みたかったのが動機なのですが、大量の電子書籍の管理も楽ですし下手な自炊でも空白部分を自動でトリミングして表示したり見開きページを単ページ表示したり逆に単ページを2ページ使って見開き表示にしたりと大概の事が出来ます。
FTPサーバに対応していますがホームネットワーク内ではnasneに保存してある自炊の電子書籍のZIPが入っているフォルダも本棚に登録して開く事が出来るので内部ストレージの容量節約も出来ます。但しNAS上にある大量の電子書籍を本棚に登録しようとするとフリーズする事もある他、ローカルやSDカード内のファイルと比べると最初の表示のみ少し長めの待ち時間があるのが欠点。Google ドライブやOne Driveといったオンラインストレージ上のZIPも表示出来るようになれば最高なのですが、今の所は対応していません。有料版では自動でカラー表示する独特の機能がありますが、オンラインストレージに対応になれば有料版でも喜んで買います。
AirDroidはやれる事が多いので簡潔にアプリの説明をするのが難しいのですが私が一番便利に感じる部分としてはPCとAndroid端末をケーブルレスで接続してファイルのやり取りが出来る機能。Android端末側にアプリをインストールしておけばPCのウェブブラウザで端末にアクセスしてファイルのやり取り他、様々な操作が行えます。
AirDroidを使ったPCとAndroid端末との接続方法は3種類あり、上述したように端末側にアプリをインストールしておいてからPCのウェブブラウザで端末側に表示されているIPアドレスへアクセスして接続、PCのウェブブラウザでAirDroidの公式サイトにアクセスしてログイン画面に表示されているQRコードを端末でスキャンして接続、事前にアカウントを作成しておきアカウントでログインして接続が出来ます。ファイルのやり取りの為にケーブルを接続したりオンラインストレージを経由する手間が省けて便利な上、PCから端末に装着しているSDカードにもアクセス出来たりPCから端末内のファイルの移動や削除、インストールしているアプリのバックアップやアプリのインストール、端末のクリップボードへテキストやURLの送信、通話履歴やメッセージ、連絡先の管理、ケータイお探し機能とやれる事が盛り沢山。無料版では一部機能やホームネットワーク以外のリモート接続でのファイル転送の容量に制限がありますが、スマホやタブレットで直接操作するのが面倒な作業をPCを使って行えるのもAirDroidの魅力。少し前までFirefoxで接続しようとしても接続出来なかったのでAirDroidにはIEを使っていましたが最新版ではFirefoxでも接続出来るようになっています。
ソニー製ブルーレイレコーダーやnasneの録画番組の管理と視聴が出来るアプリ。実際に録画番組の再生にはXperiaにプリインストールされていたムービーで行っているので、このアプリだけではコンテンツ保護された録画番組の視聴は出来ないようです。しかも現在は開発が終了して同社開発のTV SideViewへの移行を促す画面が表示されます。
じゃあソニーのお告げ通りTV SideViewをインストールして移行しようと思ったのですが、TV SideViewで録画番組を視聴しようとすると有料のプレーヤープラグインを購入して下さいと表示されるんですよね。なるほど買いません、RECOPLA使い続けます。ただRECOPLAは番組表を使うのに毎回CHAN-TORUをブラウザで開く必要がありTV SideViewだと標準で番組表が使えるので魅力的ではあるんですけどね。しかしスカパーの800~805チャンネルに対応していないので、これに対応したらTV SideViewへの移行とプラグインの購入を検討します。
上で紹介した以外にもradikoとradikoを録音するRazikoや画面オフの状態からでもメールの通知等を画面に表示するDynamicNotifications、Androidでは定番のメールクライアントであるK-9 Mail、セキュリティにTrustGo Antivirus & Mobile Security他、多くのアプリのお世話になっています。今年は5月以降の携帯端末の販売においてSIMロックの解除が義務付けられるそうで、昨年辺りから注目度が高まってきているMVNO(通信サービスの再販業者)との価格競争により通信料金の低下が期待されています。これによりスマホの普及率が進む事が予想され、Androidアプリを利用される方が益々増えると思います。ただGoogle Play上には危険なアプリもかなり存在するようで、2014年は国内での不正送金が急増したという情報もあります。アプリは便利ではありますが高いセキュリティ意識を持って利用して下さい。