
しかもP2Pソフトを使う人はいつのまにか個人情報を保存してあるテキストファイルが流出してしまう恐れもあります。しかし一つ一つファイルを暗号化、必要な時に複合化するのは非常に面倒な作業で、そのままにしておく事がよくあります。
そんなあなたに便利なのが暗号メモ帳。暗号化といえばパスワードの設定をしておき、使用する時に複合化する為のパスワードを入力という作業が必要でしたが、このソフトはパスワードの設定が必要無し。
暗号メモ帳の特徴はWindowsのプロダクトIDを元にAES暗号化され、同じPC(同じWindows)上では通常のメモ帳のように使えますが、他のPCではファイルを開く事が出来ません。
つまり通常通りパスワードを設定したりせずにメモ帳として使用していても、万が一そのファイルが流出した所で他人のPCでは開く事が出来ないです。
暗号メモ帳は作者サイトの晶紀の館からダウンロード出来ます。動作にはMFC 7.1ランタイムが必要です。又、暗号メモ帳はWindows XPで正常に動作する事を確認していますが、Vistaでは正常に動作しませんでした。
(追記)最新バージョンでWindows 7/Vistaでの動作を確認しました。又、一部のバージョンによっては動作にMicrosoft Visual C++ 2008 SP1が必要ですが当サイト配布の物は別途ランタイムは不要です。
通常通りメモ帳と同じ感覚でテキストを入力します。ファイルを保存する際にパスワードの設定項目が出てきます。ここに何も入力せずにファイル名だけ入れて保存しておけば自動で暗号化され拡張子がatxtの独自形式で保存されます。
この状態で既に暗号化されているので、他のPCでファイルを開く事は出来ません。
保存したファイルを開く際にパスワードの入力ウインドウが表示されますが、設定していなければ空白のまま「決定」ボタンをクリックする事でファイルを開けます。
ファイルを保存する際にパスワードを入力しておくと、ファイルの展開時にそのパスワードを入力すれば他のPCでも開く事が可能になります。又、保存してあるatxtファイルを暗号メモ帳に関連付けしておく事により、atxtファイルをダブルクリックで開く事が出来るので頻繁に使用する場合は、関連付けをしておきましょう。