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flaaveで簡単Flash作成

 今までFlashを簡単に作れないかといくつかのFlash作成フリーソフトやシェアウェアの体験版を試してみたんですが、どれも簡単と謳っている割に難しかったり手間が掛かる物が殆どでした。しかしflaaveというソフトが非常に良くでいているので、ここで紹介してみたいと思います。
flaave-1.png(18719 byte)

 まず最初にflaaveはシェアウェアです。標準で用意されている一部の素材に制限がありますが、体験版をほぼフル機能で16日間使用する事が出来ます。

 インターフェイスがスッキリしていて感覚的に使いやすのが特徴ですが、機能も充実しているので凝った物も作る事が出来ます。例えば埋め込んだ画像をクリックするとページを移動したりマウスで触れるとメッセージを表示するような仕掛けも可能。

flaave ダウンロード

 flaaveのトップページから体験版をダウンロードする事が出来ます。対応OSはWindows Vista/XP/2000の他、Mac OS Xにも対応。ダウンロードしたインストーラーを実行して指示に従いながらインストールして下さい。

flaave - フラーヴ

flaave Flash作成

 flaaveを起動して新規作成を実行するとFlash全体のサイズの指定をするダイアログが表示されます。サイズは後からでも変更出来で、指定するサイズは適当でかまいません。

flaave-3.png(6647 byte)

 画面左側には標準で用意されている素材があります。体験版では使える素材が限られていますが、自分で用意した画像も当然使用出来ます。画像を挿入するには直接編集画面にドロップします。挿入後、マウスでドラッグして任意の位置に移動するか、右側のプロパティで数値で指定します。

 ただ画像を挿入しただけではつまらないので、挿入した画像に動きを付けてみましょう。挿入した画像を選択して「アニメーション」ボタンを押すか、右クリックから「アニメーションの追加」を選択。

 上へ下へ…とありますが、あまりこれ自体は意味がありません。どれでもいいので適当に選択すると画像の分身ができます。この薄く表示された分身を任意の位置にドラッグする事で、その位置に画像が移動します。実際にどのように動くかを「プレビュー」ボタンで確認してみて下さい。

flaave-5.png(8709 byte)

 動かすスピードの調整をするには画面上にあるタイムラインを使います。通常の画像が緑で表示され、アニメーション部分は青になっています。この青のタイムラインを短くすればアニメーションが短くなり、長くする事でアニメーションを長く実行します。私の環境だとマウスポインタの判定がおかしいので、タイムラインをクリックして右側のプロパティの「フレーム数」から調整出来ます。

flaave-6.png(1392 byte)

 更にボタンをクリックしたらFlashの再生を一時停止したり特定のページに移動したりするような仕掛けも可能です。右クリックから「アイテムの動作設定」で行う事が出来ます。あらかじめ複数のページを作っておき、オンマウスで用意しておいたページへ移動するようにしておけば、キャラクターの画像にマウスポインタが乗った時にメッセージを表示するような演出も可能です。

flaave-7.png(19109 byte)

flaave 最後に

 ある程度完成したら「パブリッシュ」ボタンでFlashを出力します。出力されるファイルは標準のままならFlashの本体に当たる***.swfファイル、外部JavaScriptの***.jsファイル、Flashが挿入されたタグが入力されている***.htmlファイルの3 つです。ウェブサイトで使用する場合はHTMLファイルに記述してある外部JavaScriptのタグをコピーして使用して下さい。

 今まで私が使った事のあるFlash作成ソフトの中では一番簡単で使いやすいソフトでした。ただ単に簡単というだけでは無く、それなりに時間を掛ければ高度な物も作れそうです。下のリンクに私が実際にflaaveで作ったFlashを掲載しておきます。かなり簡素な物なのでこの位なら操作を覚えれば5分で作れると思いますよ。

flaaveで作ったサンプルFlash

フリーソフトナヴィその他flaaveで簡単Flash作成