以前までPDF-XChange Viewerを使ってましたが色々と機能が付いてても使わないので現在はシンプルなSumatra PDFをメインで使っています。このソフトを当サイトで掲載した当時は日本語が文字化けして使い物にならなかったのですが現在は文字化けする事もなく、他のPDFビューアと比べて高速でPDFを表示出来ます。
表示する以外の機能としては文字列検索とページ内のテキスト、画像のコピー程度ですが編集を必要としないなら本家のAdobe Readerよりもずっと使いやすいと思います。
Flexible Renamerは複数のファイルのファイル名を一括で変更するソフトでデジカメとか外部の機器から大量にファイルをPCにコピーした際によく使用しています。標準では大文字から小文字、全角から半角へ変換、文字列の置換、連番の追加といった単純なリネーム方法が使用出来ますが、「高度なリネーム」にチェックを入れるとワイルドカードや正規表現を使用出来ます。
ワイルドカードや正規表現を使ったリネームはちょっとした知識が必要だったりしますがFlexible Renamerの場合、「サポート」というボタンをクリックすると指定例の一覧が表示されるのでこれらの知識が無くても高度なリネーム方法で大量のファイルのファイル名を一括で変更出来ます。
今年一年はPanda Cloud Antivirus Free版を使用したのですが定義ファイルのアップデートが必要ないのは何だかんだ言って快適です。しかもウイルス検出率の評価は高いので普段はセキュリティを意識する事無くセキュリティ対策が出来ます。ただ私の使う一部のソフトと相性が悪くソフトウェアの更新チェックで使用しているDiffBrowserが何の警告もなく突然強制終了する原因がPandaによるものだと気付くのに苦労しました。
他にも幾つかの誤検出がありましたが除外に登録して解決。若干のトラブルはあったものの使い心地はいいので来年もこのまま使っていく予定です。
マクロて何?という人に簡単に説明すると操作を記録して記録した操作を機械的に実行するソフトです。特にテキストエディタでよく付いている機能ですが、このソフトはキーボードやマウス操作を記録して指定した回数を繰り返し実行する事が出来ます。しかも記録したマクロのデータはテキストファイルで保存出来るので後からテキストエディタで開いて簡単に編集出来ます。
何に使うかは人それぞれですが私の場合は購入した電子書籍がオンラインでしか読めない場合、電子書籍を開いてキャプチャする→ページをめくる→キャプチャするといった操作をHiMacroExで自動化してキャプチャした電子書籍の画像をローカルに保存するのに使っています。
画像ビューアというより私の使い方では完全に漫画ビューアになっています。上で書いたように電子書籍をキャプチャした物を見たり自炊した漫画を閲覧するのに使っていますが自炊した漫画は上手くスキャン出来なくて見辛い場合がありますよね。そんな時Leeyesにはフィルタ機能が備わっているのでガンマ補正や明るさの調整で見易いようにビューアの表示を修正する事が出来て便利です。MassiGraもかなり気に入ったのですが、漫画ビューアとしてはLeeyesの方が機能的に感じました。
標準で開く事が出来るのがBMP形式のみなので常用しようと思うとプラグインで開ける形式を増やす必要があり、初めて使う人には若干面倒なのが残念な所です。
今年はPCモニターから発するブルーライトが眼に悪影響があるという記事をよく目にしましたが実際の所はどうなんでしょうね?私にはブルーライトをカットするメガネを売る為に情報を拡散しているだけのように感じるのですがブルーライトが本当に悪影響があるならメガネよりモニターの色温度を変更した方が有効です。それが出来ない場合に役立つのがf.luxで、このソフトは時間帯に応じて自動で設定してある色温度に徐々に変更する事が出来ます。
このソフトを使いはじめた当初はモニターの画面の色合いにかなり違和感があったのですが常時使用していると使用している事を忘れるぐらいに慣れてきます。上でも書いたように私はブルーライト云々はあまり信用していないのですが時間帯によって画面の明るさが抑えられた事で眼の負担は減ったような気がするので当分使い続ける予定です。
主にタスクバーの動作を変更するソフトです。私はタスクボタンにマウスを乗せた時に表示されるライブサムネイルが大嫌いなのでそれを無効にしたりグループ化の無効や8.1ではスタートボタンを非表示にする事も出来るようになりました。ホイールの回転でウインドウの表示/非表示、タスクボタンをホイールクリックでウインドウを閉じるといったかざぐるマウスと同じような機能も備えています。
かざぐるマウス作者サイトが突然の閉鎖で困ったのですがかざぐるマウスで使っていた一部機能は7+ Taskbar Tweakerで代用しています。
左のスクリーンショットはかなり古いバージョンの物ですが本当に長い間お世話になったソフトで、何の予告もなく突然の作者サイト閉鎖には驚きました。元々は様々なブラウザでマウスジェスチャでの操作を可能にする機能を中心としたソフトとして発展していったのですが、当時Windows XPでは出来なかったタスクボタンの入れ替えや非アクティブなウインドウのスクロール、ホイール回転でウインドウの表示/非表示他、数多くの便利機能が詰め込まれたソフトでした。
沢山の機能があったにも関わらず設定欄が上手く纏められていた事もあって、とても使いやすかった事で人気のあったソフトなのですがフリーソフトウェアの開発というのはなかなかモチベーションを保ち続けるのが難しいのかもしれませんね。作者様、本当にお世話になりました、そしてお疲れ様でした。
最後に今年一年ご愛読有難うございました。来年度もフリーソフトナヴィを宜しくお願い致します。