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IT関連 2017年の展望

 昨年から始めた今年の展望、結構当たったなと自負する所もあればサッパリだった所もありましたが、今年2017年も同様に私なりのIT関連の展望を書き綴ってみようと思います。昨年は人工知能が話題となりましたが今年はどうなるでしょうか。

MVNOとSIMフリーの更なる流行

0sim

 昨年も同じ事を書きましたが、この予想はそこそこ当たったようで格安SIMは既に2016年10月の時点で15%ほどのシェアがあるそうです。ソースはMMD研究所の調査データで公開されています。このようなサービスはインターネットの回線契約ほどではないにしろ乗り換えが面倒な所もあるので、どこかで頭打ちになるとは思いますが今年は20%ぐらいはいくのではないかと予想しています。docomo、au、SoftBankの3大キャリアと通話、通信の品質に大差なくて価格が安いのだから流行らない訳ないですよね。

 で、私は昨年ベッキーさんを広告塔として使っていた事で色々と大変だったであろうmineoのSIMを使っていたのですが、色々とキャンペーンを使い潰してソニーネットワークコミュニケーションズの0simへと移りました。データプランの契約のみだと500MB未満での使用なら名前の0の通り0円です。しかも仮にデータ通信量が500MBを超えても100MB単位で100円加算されるだけで最大でも1,600円まで。音声通話プランの場合はこれに月額700円と通話料が加算されます。

 0simは通話プランありでも恐らく一番安いMVNOだと思いますが当然ながら初期費用として登録手数料に3,394円掛かるのと、ちょっとした落とし穴として今使っている電話番号を移管するMNP転出手数料に7,000円掛かります。特にMNPは他と比べても異常に高すぎるので注意が必要ですね。それと最近はSIMフリーのスマホもかなり種類が増えて安くなったのは良いのですが、国内メーカーはもうちょっとSIMフリーに力を入れても良いのではないかと思っています。

PCの出荷台数の減少に落ち着き?

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 まだ2016年の出荷台数の統計情報は見当たりませんが、昨年夏の見通しの段階で7.2%減というニュース記事があります。ただ2017年予想では微減、2018年は持ち直すという明るい予想もありますがどうでしょうね。よくPC販売の低迷の要因としてスマホの普及が挙げられますが、以前からスマホがあればPCが要らなくなるとは思っていないのでずっとこのまま市場が縮小していくとは考え辛いんですよね。タブレットも含めて使い分けるのがベストというのが私の考えです。

 スマホの小さい画面で出来る事ってかなり限られるじゃないですか。しかもタッチパネルでの文字入力とか私は凄く苦手です。人気処のスマホゲームも幾つかちょっとだけ触った程度はあるのですが、小さい画面で単調な操作をチマチマやる感じがどうも好きになれませんでしたね。何かを調べたり情報収集するにもやっぱりPCで行った方が効率的かと思っています。

 ただこのサイト、全くスマホを無視した作りになってるんですよね。そもそもPC向けソフトの情報を発信するサイトがスマホに対応する必要性があるのかという疑念と怠け癖でそうなってるのですが、Googleの検索の仕様がいずれスマホ対応サイトを優遇するという話もあるのでいずれどうにかしないととは思っています。

新通貨や新決済の流行

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 昨年末辺りにYahoo! JAPANで何かと目立つ広告がありましたよね。左のスクリーンショットはそのbitFlyerの公式の物です。所謂ビットコインの交換所ですね。ビットコインに関してはマウントゴックス事件以降、国内では怪しい仮想通貨という印象が広まって私もその程度の認識しかなかったのですが、ここにきてビットコインを流行らせようという動きを感じます。特にbitFlyerはリクルートや三菱UFJキャピタルといった錚々たる企業の出資を受けている事からしても本気度が伝わってきます。

 今の所はまだ国内で大きな動きはありませんが、アメリカの楽天では既に決済でビットコインが使えるという話や日本の楽天でも一部ではbitFlyer経由でビットコインが使えるという話もあります。既に仮想通貨やポイントだとかがやたら増えすぎて混乱する状況でビットコインが普及するような気はしないのですが、世の中は何が流行るか分かりませんからね。

 他、既に世界的に流行っているけど国内では殆ど流行っていない決済サービスのPayPalについても書いておきます。実は昨年辺りから海外ショップで何かと買い物をする事が多くなりPayPalの利用機会が多かったのですが、PayPalとは単に個人とお店、時に企業と企業の間に入ってお金のやり取りを行うサービスです。例えば馴染みのない海外ショップでの支払いの際にクレジットカードを使用するのは躊躇しますよね。PayPalアカウントがあればPayPalでの支払いに対応しているという大前提は必要ですが、購入者からPayPalを通してお店側へ商品の購入代金を支払う事が出来ます。お店側にクレジットカードの情報を渡す必要が無い事や商品が届かなかった場合、破損していた場合に仲介してくれたりと保険的な使い方も出来て便利です。

 国内でPayPalが殆ど普及しないのは単に使えるお店が少ないからという要因が考えられますが、古くから対応してたネットショップだと東急ハンズ、最近だとヤマダウェブコム、楽天の極一部と、少ないながらも使える店が無い訳でもありません。国内にも怪しいネットショップは少なくないのでもうちょっと普及してほしいとは思っているのですが、現状では厳しいようですね。

IoT

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 何かとクラウドと言っていた時にも思ったのですが、こういう降って湧いたような言葉って大体既存の技術やサービスに新たな定義付けしただけの物だったりするのであまり意味がないような気がするんですよね。IoTに関してはモノワイヤレスさんで詳しく解説されていますが、要は様々な物をインターネットに接続出来るようにして情報のやり取りを行うという仕組みです。特に家電製品辺りで想像すると分かりやすいとは思うのですが、外出先からスマホを使って自宅のエアコンの電源を入れて帰宅前に部屋を暖めておくとかそういう技術ですかね。

 結構前に中に入れてある食品や飲料、調味料といった物をデータ化する冷蔵庫の話題をどこかで見た記憶があるのですが、既にそれっぽい物は既に溢れてるぐらいの感覚なので今更IoTという言葉を出してきてもなとは思っています。しかも何でもかんでも情報通信化するとプライバシーが漏れる危険性も膨らむので、必ずしも生活が便利になるような気はしませんね。

 技術的には大して驚くようなIoT製品が出てくるとは思いませんが、2017年はIoTという言葉だけはネット上を賑わすのではないかと予想しています。

Twitterの身売り

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 私は全くTwitterをやらないので殆ど興味が無い話題ではあるのですが、昨年からずっと身売りの話が出ていますね。そもそも何であんなに流行ったのか、流行っているのかも謎なのですが、スマホの普及と短文の投稿というスタイルがマッチしたからかと指摘に分析しています。2013年の株式上場以来ずっと赤字という話ですが、最近たまに見ると怪しげな広告も目立つのでかなり切羽詰まっている状況なのは何となく感じました。買収の話も出ては消えるの繰り返しで上手くいっていないようですね。

 Twitterを深く愛用されている方からすれば気が気じゃない話なのかもしれませんが、世界中で多くの会員を集めているサービスだけに、倒産によってサービスが停止する事はまずないでしょうね。そうなるといずれどこかが買収するという事になる筈ですが、私としてはGoogleが買収するのが一番シックリくるのですがどうでしょうか。

最後に

 ぼちぼち更新しようと思いながらも最初の記事が10日になってしまいましたが、昨年同様マイペースでサイトを運営していく予定です。色々と状況が様変わりしてきた中でサイト運営が10年以上続いている事に自分としても驚きなのですが、どうぞ今年もフリーソフトナヴィを宜しくお願い致します。

フリーソフトナヴィIT関連 2017年の展望