一般設定は見ての通りホームページの設定等の基本設定です。起動時の動作で「空白ページを表示する」を指定しておくとスピードダイヤルが表示されます。スピードダイヤルによく閲覧するページを登録しておけば便利かもしれません。
ポップアップは、「要求しないポップアップを無効にする」で良いと思います。言語の設定も標準で日本語が選択されている筈なので変更不要です。
認証管理ではウェブサービス等で利用するID/パスワードの管理を行います。「認証管理にパスワードを記憶させる」にチェックが入っていれば何らかのウェブサービスにログインする際、パスワードを記憶させるかのダイアログが表示されます。一旦記憶させておけば次回から認証管理ボタンから一発でログインする事が可能になります。
オートコンプリートの欄は入力してある情報を右クリックメニューの「個人情報を挿入」から入力が可能になります。
検索エンジンの編集では登録してある検索エンジンの削除や追加を行う事が出来ます。検索エンジンの追加はここの設定からではなく、Operaで表示してあるページの検索フォーム上で右クリックして「検索の作成」を選択する事で簡単に検索を追加する事が可能です。
キーワードはダイアログ下に書かれている通り、アドレスバーを使った検索時にキーワードを使用して任意の検索エンジンを使用する際に使います。
ブラウジングの欄による指定はウェブサイトごとに設定されているスタイルシートが優先される事もあり、反映されるサイトが殆ど無い為ここの説明は割愛させて頂きます。下からは詳細設定に移ります。
タブではタブの動作に関する細かな設定が出来ます。標準でチェックの入っている「現在のタブを再使用する」からチェックを外す事でブックマークや検索バーからページを移動する際に新しいタブでページが表示されます。
Operaでは現在開いているタブの上でマウスポインタを乗せるとそのページのサムネイルが表示されるようになっていますが、この機能が不要なら「マウスオーバーしたタブのサムネイル…」からチェックを外します。
閲覧の欄にある描画タイミングは標準では「1秒後に表示する」になっていますが、これは低スペックPCの負荷を軽減する為の処置のようで、近年のPCなら「すぐに描画する」に設定しておくと素早くページが表示されます。通知の欄ではイベントによる音の設定や通知の有無を設定します。「新着メッセージを通知する」はOperaでメールを使っている際に新着メールがあると通知画面が表示されます。
コンテンツでは、サイトの音楽やJAVA等をオフに設定する事が出来ます。フォントでは、「最小フォントサイズ」の設定ができ、小さい文字サイズが指定されているページも強制的に最小フォントサイズで表示する事が出来ます。但しこれによってページが崩れる事もあるので12ピクセルあたりが丁度良いと思います。ダウンロードはファイルに対して特定のアプリケーションで開く指定を行う事が出来ますが、理解していない状態で設定を弄らない方がいいでしょう。
プログラムの詳細設定ボタンからはOperaの関連付け設定が行え、編集ボタンからはウェブサイトのソースを表示する際に任意のテキストエディタを指定する事が出来ます。
履歴欄にあるキャッシュの設定は1度表示したページを再び表示する際に素早く表示出来るように情報を保存しておく最大容量の指定になります。メモリキャッシュは物理メモリに記憶しておく為、PC再起動時には自動で消えますがディスクキャッシュはハードディスクに最大容量分が保存されます。
ページの更新を・・・の項目ではページを開く度に常に最新の情報にしておきたい場合、「ドキュメント」「画像」を「常にチェックする」にしておきます。
「Cookie」との設定は特に必要ありません。「セキュリティー」ではマスターパスワードの設定がありパスターパスワードを設定しておくと認証管理機能を使う際にパスワードで保護され第三者に情報が漏れるのを防ぐ事が出来ます。但し認証管理機能を使う際にマスターパスワードが必要になる分、若干面倒になります。
ネットワーク欄では「プロキシサーバー」の項目でプロキシの設定ができます。「オートリダイレクトを有効にする」は必ずチェックが入っている事を確認して下さい。「サーバーへの最大接続数」と「最大の総接続数」を多くする事によって、ブラウジングのスピードが上がる事があるらしいのですが、特に設定を変える必要は無いでしょう。変更する場合は、「サーバーへの最大接続数」よりも「最大の総接続数」の数を大きくしておくようです。
ツールバーではカスタマイズした設定を切り替えたり、標準設定に戻す事が出来ます。ショートカットでは主にマウスジェスチャの設定をします。特に設定しなくても標準でマウスジェスチャは使えますが、自分好みにジェスチャを編集する事が可能です。
マウスジェスチャを編集するには「マウス設定」の「Opera Standard」をダブルクリックした後「Application」をクリック。左側がマウスジェスチャの操作で、右側がその操作で実行される機能です。変更したい部分をダブルクリックして入力。
■マウスジェスチャの設定例
GestureLeft (右クリックしたまま左に動かす) | Back (戻る) |
GestureRight (右クリックしたまま右に動かす) | Forward (進む) |
GestureUp (右クリックしたまま上に動かす) | Go to start(ページ最上部へ移動) |
GestureDown (右クリックしたまま下に動かす) | Go to end (ページ最下部へ移動) |
Flipback (右クリックしたまま左クリック) | Close page (アクティブなページを閉じる) |
ボイス機能を使うには別途プラグインが必要になります。音声機能は英語のみ利用可能なのであまり関係ありません。詳しくは右のページ(http://www.jp.opera.com/voice/)で紹介されています。