
普段は小さなタブだけが表示された状態で作業の邪魔になりませんが、必要な時に登録しているソフトやフォルダを素早く呼び出す事が出来ます。
元々は2ちゃんねるの「LaunchTab風味のランチャー作ろうぜ」スレッドで開発されていましたが、現在は開発が停滞気味。開発途上とはいえ十分に使えるレベルでお勧めのランチャーの一つです。
Sunnyは作者サイトである名無し屋本舗からダウンロード出来ます。フルパッケージ版をダウンロードして下さい。圧縮ファイルを解凍後、任意の場所に保管しておいて下さい。
Sunnyを起動すると、タスクトレイにSunnyのアイコンが表示されるので、右クリックして設定を選択します。設定ウインドウの全般設定から「スキン」と「タブデータ」のパスを設定しておきます。Sunnyのフォルダを後から移動した際は再び設定し直す必要があります。
スキンの項目は飛ばして、「タブ」の項目に移ります。ここから新しいタブを作成出来ます。現在のバージョンでは一度作ったタブの並び順を後から変えられないので注意して下さい。必要なタブ数とタブに登録するアプリケーション等を考慮しながら、作成していきます。
新しいタブを作ったらタブ個別の設定に移ります。タブの名前や表示位置、動作の設定をします。設定ファイル名は特に変える必要はありません。タブの名前はタブに表示されるので、長すぎる名前だと使用するスキンによって表示出来なくなる場合があります。
次にオプション横の「エントリ」のタブを開きます。ここでは各アイテムの登録や動作、並び順を設定出来ます。アイテムの登録はデスクトップに表示されているタブに直接フォルダや実行ファイルをドロップして登録出来ますが、マイコンピューターやマイドキュメントは直接パスを設定しないと登録出来ません。
エントリの種類はアイテムをクリックした時の動作に影響します。ソフトウェアはアイテムで通常通り実行されるのに対し、フォルダはそのフォルダの中身を一覧表示します。登録したフォルダをアイテムとして設定しておけば、エクスプローラーでフォルダが表示されます。
前述しましたが、マイコンピューター等はドロップして登録出来ない為、直接パスを設定する必要があります。パスの欄に以下の記述を入力して下さい。
■マイコンピューター
■マイドキュメント
■コントロールパネル
他、特殊フォルダの登録はシェルコマンドでも設定可能です。「特殊フォルダを開くシェルコマンド」を参考にしてみて下さい。これの繰り返しでタブを設定していきますが、ある程度タブの設定が終わったら「全て」からタブ全般の設定が出来ます。私はタブを全て上に表示させて固定していますが、そこら辺は自分の好みで設定して下さい。
Sunnyは自由にスキンを変更出来る他、3つ画像を用意するだけでオリジナルスキンも簡単に作成出来ます。標準でスキンはアイコンが大きいタイプの「TheSun」と小さいタイプの「SkyHigh」が同梱されていますが、個人的にどちらも使い心地が良くなかったので、その中間のサイズのスキンを作成しました。下記のリンクからダウンロード出来るので、よければ使用してみて下さい。
スキンを適用するには、圧縮ファイルを解凍後にSunnyフォルダ内にある「skin」フォルダに入れておき、設定のスキンから「Blue」を選択するだけです。自分でオリジナルスキンを作成する場合は、Sunny同梱の「AboutSkin.txt」に、その方法が詳しく記述されています。