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TrueCryptの使い方

 TrueCryptの使用法に関してはランゲージファイルに同梱してあるPDF形式のUser Guideniに詳しく記載されていますが、ここでは基本的な使い方の簡単な流れを説明していきます。

仮想暗号化ドライブを作成

 TrueCryptを起動後、「ボリュームの作成」で作成ウィザードに移ります。

 作成ウィザード最初で標準TrueCryptボリュームの作成をチェックして「次へ」。

 ボリュームの位置設定。「ファイルの選択」からファイル型のボリュームの作成場所と名前を設定します。

 「ファイルの選択」でウィンドウが表示されたら保存先の場所を表示して適当なファイル名を設定しておきます。このファイルは自由に移動させる事が出来るので適当な場所で構いません。但し、既存のファイルを選択しないで下さい(使えなくなります)。ファイル名は拡張子に「.tc」と設定しておくと後で便利。

 「暗号化オプション」で暗号のアルゴリズムの選択(標準のままでOK)して、「ボリュームのサイズ」を設定します。ボリュームのサイズは使用出来る容量になるので、容量の大きい動画ファイル等をTrueCryptの暗号化ドライブで管理するなら、それに見合ったサイズを設定しておきます。その後の「パスワードの設定」は、仮想ドライブをマウントする時に使用します。「ボリュームのフォーマット」で「フォーマット」をクリックして暗号化仮想ドライブの作成終了です。

仮想暗号化ドライブを使う

 TrueCryptを起動させて作成ウィザードで作ったボリュームのファイル「ファイルの選択」で読み込みます。空きドライブを選択後に「マウント」をクリックします。

 ボリューム作成時に設定しておいたパスワードを入力。

 これで仮想暗号化ドライブを使用出来るようになります。マイコンピューターを開いてドライブを確認してみて下さい。新しくドライブが追加されている筈です。新しく作成されたドライブにファイルを入れておけばファイルは暗号化され保護されます。使用しない場合は「アンマウント」でマウントを解除出来ます。

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