それとは対照的にインストーラー版のソフトはインストール自体出来ない、又はインストール出来ても正常に動作しないといった問題が出ました。少しずつではありますが、Vista対応のソフトも増えてきているので、それ程問題は有りませんが、自分が普段XP等で愛用しているソフトで既に開発が終了している物は、Vistaに移行すると永遠に使えなくなるかもしれません。
下はアプリケーションをインストールしようとして止められた所。UAC(ユーザーアカウントの制御)が有効だと管理者のアカウントなのにインストール出来ないソフトがいくつか有ります。ただでさえUACが有効だとファイルをコピーするだけでもダイアログが出てきて目障りなので、UACは現在 OFFにしている状態。
私がXPで愛用していたソフトでUACが有効でインストール出来なかったのはLhaz、EdMax フリー版(シェア版は対応済み)の2つですが、UACを無効にすれば問題なくインストール出来ました。UACの有効、無効関係なくインストール出来なかったのがPartitionMagic、Samurize、ZoneAlarm(警告表示されるがインストーラーは起動する)、Ashampoo Fire Wallといった所。
インストール自体は出来ても正常に機能しなかったのが、MyTrashCan(ファイルをドロップしてもスルーされる)、Unlocker(ロックしているプログラムを検出出来ない)、VLC Media Player(映像が出ない)、Opera(正常に動くが設定ファイル等の場所が不明)等々。ここら辺はVista対応バージョン待ちです。
(追記)Operaはクリーンインストールし直したら問題無く使えるようになりました。
Vistaで問題なく正常に動いているのが、Opera@USB(USBメモリで持ち運べるOpera)、ez-HTML(まさに今使っています)、FFFTP、Lhaplus、AVG 7 Free、RecordNow、Foxit Reader、BitComet、Winny、Share他、アーカイバ版のソフトは殆ど使用可能。使ってませんが、フリーのアンチウイルスならavast!も正式対応してますし、アンチウイルスソフトはいち早くVistaに正式対応している物が多いです。
私がVistaに移行して一番困ったのがOpera。ブックマーク等の設定が保存されるprofileフォルダの場所が本来の場所に無い…。Opera側で確認してprofileフォルダを上書きしても設定が反映されず。しょうがないのでOperaがVistaに正式対応するまでは、Opera@USBでしのぐ予定。ただ本家のOperaよりOpera@USBの方が起動が早く感じるのは気のせいかな。
Vistaに対応するソフトは私も少しずつ調べていますが、一人でやるのには限界があるので、Vista対応ソフトの一覧があるページをここに掲載しておきます。
■窓の杜 Vista対応オンラインソフト一覧 (アルファベット順で調べやすい)
■Windows Vista Wiki (カテゴリ別で調べられるのが便利)
次のページではVistaの設定等に関してレポートしていきます。