(注)このページで掲載している情報はAVGの旧バージョンのものです。最新の情報はAVG Anti-Virus Free Edition 2011のページをご覧下さい。
ここは一旦「隔離室へ移動」を選択してウイルスの疑いのあるファイルを隔離しておくのが無難です。隔離しておけばウイルスは活動出来ませんし、ウイルスじゃなかった場合は元に戻す事が可能です。
隔離したファイルは前のページでも説明しましたが、「履歴」→「ウイルス隔離室」から確認出来ます。隔離室を開くと隔離してあるファイルの一覧が表示されるので、ウイルスと確信出来れば削除して下さい。隔離室に置いておけばウイルスは活動出来ないので、ウイルスと確信出来るまで置いたままにしておいても構いません。
AVGはバージョン8からリンクスキャナという機能が追加されました。これは検索した際に表示される検索結果のウェブページの安全性を4段階で評価して表示する機能です。
現在の所、IE/Firefoxのみ対応で、検索エンジンはGoogleとLive Searchでの利用が可能。検索結果に表示されるページタイトルの右側に安全性を評価したアイコンが表示される仕組みです。
評価は緑色のアイコンが安全、オレンジ色が危険性有り、黄色が疑い有り、灰色が不明となっています。
リンクスキャナを有効にしておくと検索結果の表示が若干遅くなるのでAVGのメインウインドウにある「リンクスキャナ」から「AVGサーチシールド…」のチェックを外しておく事で無効に出来ます。
AVGは標準のままだと自動で定時にドライブをウイルススキャンするように設定されています。これにより突然パソコンの動作が重くなってしまうので、それが不快な場合は自動スキャンをしないように設定しておきましょう。
設定はウインドウ左にあるメニューの「コンピュータスキャナ」をクリックして「スケジュールスキャン」を右クリック、「タスクの無効化」を指定。これで自動スキャンは無効化されます。
AVGを導入していると、受信したメールにAVGがウイルスチェックした事を示す認証文がメール下部に挿入されます。これは目障りなだけで意味が無いので無効にしておきましょう。
「ツール」→「高度な設定」から「メールスキャナ」をクリック。「メール認証」のチェックを外します。「適用」かOKで設定を保存します。他、下の「認証」では受信メールと送信メールに対しての認証文を編集する事が出来ます。
他、メール受信時に画面右下からポップアップが表示されますが、これを無効にするには「ツール」→「高度な設定」の「状況」にある「バルーントレイ通知」のチェックを外す事で可能です。
以上でAVG Anti-Virus Free Editionの説明は終了です。アップデートは自動で行われますし、ウイルス検出時も自動で修復される場合が多いので、基本的には頻繁に操作や設定を行う事は少ないと思われます。バージョン8からはスパイウェアにも対応し、ますます便利になりましたがファイアウォールは付属していないので、更にセキュリティを強固にする為に別途ファイアウォールの導入をお勧めします。