(注)このページは2011バージョンを元に画像と記事を掲載していますが、2012バージョンも機能や設定はほぼ同等になっています。
私がAVG Anti-Virusを知ったのはバージョン6の頃でその後バージョン7となりましたが、当時はまだ日本語に対応していなかったもののシンプルな外観で非力なPCでも軽快に動作するとても動作の軽いアンチウィルスソフトでした。しかしバージョン8以降、日本語に対応したのは嬉しいもののスパイウェアへの対応やリンクシールド等の機能を統合した事もあって決して動作は軽いとは言えません。
しかし近年はPCの性能が高くなった事もありCore 2 Duo等の比較的新しいCPUを搭載しているPCなら一部の機能を無効にしておく事でパフォーマンスへの影響はそれ程無いと思われます。逆に低スペックのPCを使用されている方はMicrosoft Security EssentialsやPanda Cloud AntivirusのようなAVGより動作の軽いアンチウィルスソフトをお勧めします。
AVG Anti-Virus Free Editionのインストーラは下記ページからダウンロード出来ます。ダウンロードページにはファイアウォールやサポートのある有償版が機能比較表と共に掲載されている為、お間違いのないようご注意下さい。
■AVG JAPAN公式サイト ■AVG Anti-Virus Free Edition 2011ダウンロードページ
ダウンロードしたインストーラを実行してインストールウィザードを起動します。右上の言語選択が日本語になっている事を確認して下さい。
最初に表示されるのはお決まりの使用許諾契約になります。私は基本的にこの手の文章は一切読まないのですが、一通り目を通してから「同意する」で進みます。
インストールする製品の選択画面になります。フリー版であっても30日間ファイアウォール等が使える有償版のフル機能が使える試用版のインストールが選択出来るようになっています。
後からいつでのフリー版に戻せるとなっていますが最初からAVGの有償版の購入意思が無ければフリー版を選択して「次へ」で進みます。
ライセンスのアクティベート画面になります。AVGの有償版を購入した場合はここでライセンスキーを入力してアクティベートする必要があるのですが、フリー版の場合はフリー版専用のライセンスキーが自動で登録されている筈です。
自動で登録されているライセンスキーのままで認証されるので気にする事無く「次へ」で進みます。
インストール種別の選択画面になります。そのまま「クイックインストール」で進んでも問題無いのですが、「カスタムインストール」を選択するとインストール先フォルダを変更したりインストールするコンポーネント(各機能のプログラムの部品)を事前に排除しておく事が出来ます。各機能は後から有効/無効の切り替えが可能なので初心者の方は下手に弄らずに「クイックインストール」を選択して「次へ」で進んで下さい。又、ガジェットのインストールは基本的に不要です。
AVGセキュリティツールバーのインストール選択画面になります。これはウェブブラウザに追加されるツールバーで、IEやFirefoxを起動した際に統合された形で表示されます。
ツールバーはブラウザの設定で非表示にする事も出来ますが使用する予定がないなら「セキュリティツールバーのインストール」からチェックを外して「次へ」で進み実際にプログラムのダウンロードとインストールが実行されます。
AVGのプログラムのインストールが完了するとインストールに成功しましたというというメッセージの下に氏名やメールアドレスの登録画面が表示されます。これらは主に製品のアップデート情報を登録メールアドレス宛に配信するもので登録自体は必須ではありません。
AVGの製品情報が必要なければ登録欄は空白のままにして「終了」でインストール作業が全て終了になります。
次のページではAVG Anti-Virus Free Edition 2011の初期起動時のアップデートや設定に関して説明していきます。