Leawo Blu-ray作成

　Leawo Blu-ray作成はその名の通り様々動画を元にBlu-rayビデオ、もしくはDVDビデオを作成するソフトです。インストール後に起動すると左のスクリーンショットにあるようにホーム画面が表示されます。試用版という形で一定の制限がありますが全ての機能をここから使用する事が出来ますが、それぞれが個別のソフトという扱いなので、今回紹介するBlu-ray作成のライセンスを購入しても無制限で使用出来るのはBlu-ray作成の機能のみです。ライセンスは画面右上にある鍵のアイコンをクリックして認証画面を表示させライセンス登録を行い再起動して有効化します。

　では早速Blu-ray作成を起動してみましょう。ファイルの入力は画面に直接ファイルをドロップするか上部メニューにある「ビデオを追加」から行います。画面左下のプルダウンメニューはディスクの規格の切り替えで、標準でDVD-5となっているのは一般的なDVDビデオ用、DVD-9は容量の大きい二層式用、BD-25 1280*720はハイビジョン画質のBDビデオ用、1920*1080はフルハイビジョン、さらに下のBD-50は容量の大きい二層式ディスク用となっています。その隣はビットレート、更に隣はアスペクト比（縦横比）となります。

　初期状態ではテンプレートが未指定の状態ですがディスクを入れた際にトップメニューを表示するには好みのテンプレートを適用します。画面右にはいくつかのテンプレートが表示されていますが、タブを「オンライン追加」に切り替えるとさらに多くのテンプレートをダウンロードして使用する事が出来ます。勿論テキスト部分は自由に書き換える事が出来る他、編集モードで背景画像やBGMも自身で用意した物に差し替える事が可能で、保存しておくと上部タブの「カスタムテンプレート」から使用する事が出来るようになります。

　入力したファイルの表示欄の右側にある編集ボタンをクリックすると幾つかの編集機能を利用出来ます。トリムはカット編集と言うより特定範囲の切り出しで開始位置と終了位置を指定して、その範囲のみを出力対象にします。透かしは文字や画像の挿入機能で位置や透明度の設定が可能、切り抜きは画面の範囲を削って画面端の黒帯等を削除する事が出来ます。効果は明るさやコントラスト、彩度、音量の調整を行います。3Dに関しては当方ではそれを確認する環境が無く使用していないので機能は分かりません。

　最後に「書き込み」ボタンでディスクへのライティングを行いますが今すぐライティングは行わない、もしくは一旦内容を確認してから書き込みを行いたいという場合はフォルダでの出力やISOイメージファイルで保存する事も出来ます。特にISOイメージファイルでの保存は標準で再生出来るメディアプレイヤーも幾つかあるのでライティング前に確認する事で失敗を回避出来るしWindows 7からは標準でISOイメージファイルのライティング機能を備えているのでISOでの保存がお勧め。